GIOVANNI MANETTI ORAFO

GIOVANNI MANETTI ORAFO
GIOVANNI MANETTI ORAFO

イタリアのフィレンツェという街は14世紀より工芸品・美術家が盛んに集まった。 レオナルドダヴィンチやボッティチェリといった現代の医療、天文学等に影響を与えた天才も若かりし頃はこの街で彫刻を掘っていた。 長い歴史のあるこの街のものつくりは、美術という言葉で簡単に語れない技術と伝統がある。

GIOVANNI MANETTIジョバンニ マネッティ

GIOVANNI MANETTI ORAFO

ジョバンニマネッティーかつての偉人と同様に土地に伝わるフィレンツェ様式にて宝飾品を作りあげる。 彫像性と色彩感は卓越した技術を表し、一点一点手作りで作られる為、二つと同じものが作れない事が、フィレンツェ様式の作品が貴重なものとされている。 マネッティー氏は、彫金界で「変人」と言われている。 120キロはあろうかという巨体を丸めて小さな宝飾品を作る姿がこっけいである事もそうだが、ものつくりにかけるこだわりが強すぎてそう言われる様になった。

机の上には一枚の大きなメモ紙がある。この紙には電話のメモやダイヤや金の相場などの乱雑な落書きが所狭しと書かれている。

その上に控えめにも綺麗とは無縁のデッサンを思いついたら描くのだ。いわば設計図。その図を元に作品作りは、気の済むまで作っては潰し続けられる。

その過程で製作を辞めた物や、もう何年もやっている物もある。「変人」作品へのこだわりがフィレンツェ様式のこだわり。

そして仕上げられた作品には華やかで豊かだ。大量の工業生産物とは一線を画するものとなる。

今日もイギリス王室関連やフィレンツェゆかりの要人等、マネッティー氏の創造を楽しみにしている方々からの注文の為ベッキオ橋の近くの工房で忙しくしている。

GIOVANNI MANETTI ORAFO
GIOVANNI MANETTI ORAFO